All tunes composed & arranged by ikuo sakurai
ikuo sakurai double & electric bass
yoko fukumoto alto & soplanino saxophone
yusuke sase trumpet
RIRU-0008
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収録曲
1 oneday in feb.
2 a light heart
3 me ? wow !
4 evening fruit
5 just looking
6 at plaza
7 pose
8 weak point
9 a long distance
10 zeal
11 good for nothing
12 a painter at dawn
all composed and arranged by ikuo sakurai
produced by ikuo sakurai
recorded , mixed and mastered by shoji matsugane
at rock door studio tokyo, february 17 and april 1 2003 RIRU-0001
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1998
帰路の絶たれた大雪の日、スタジオに泊り込んで作り上げた渾身の、しかし実にリラックスした逸品。
<参加メンバー>
城戸夕果Flute
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二村希一Piano
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岡部洋一Percussion
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89年小野リサのバンドのメンバーとなりブラジル音楽に出会う。2年間のブラジル滞在で自己のアルバムを3枚制作。ボサノバの創始者ジョニー・アルフ、ジョイス、ジョアン・ドナート、カルロス・リラ等と音楽活動を行う。帰国後、自己のグループやThe
Boomの宮沢和史とコラボレーションなど、ブラジル音楽手法によるオリジナルの世界を追求。最新作「LuLu」を含めトイズファクトリーレコードから6枚リーダーアルバムをリリース。(2000年9月現在)
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1956年生まれ。20歳頃より演奏活動開始。鈴木明男クインテット、宮之上貴昭カルテット、リチャードパインバンド、サンババンドのレイラ・コム・サウダージ、フランシス&ゾナルス、スーパーサンバセッション、峰純子+遠山晃司トリオ、加藤宗之クインテットなど経て、現在、松尾明トリオ、上羽康史トリオ、松井洋クインテットに参加し、また、自己のクインテットでも演奏活動をしている。参加CD多数。
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1962年生まれ。高校時代よりラテン打楽器の演奏を始める。大学時代にブラジル音楽のサークルで活動。後、ショーロクラブ、小野リサ、EPO、大貫妙子、小川美潮、向井滋春、クライズラー&カンパニー、村田陽一、中西俊博、角松敏生等の他来日ブラジルミュージシャンとの共演も多い。現在、15人編成のビッグバンド「ザ・スリル」や、アバンギャルド系ロックバンド「ボンテージフルーツ」のメンバーでもある。今、日本で最も便利に使えるインチキパーカッショニストの一人である。
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STAR-98003
<CDお申し込み方法>
桜井郁雄 初リーダーアルバム「Tasty Fruits」(1998)を御購入希望の方は、郵便振替口座にて代金をお振り込みの上、
1 CD購入希望の旨
2 御購入希望枚数
3 御住所
4 御氏名
5 御電話番号
の、以上5項目をeメールにて
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宛てにお知らせ下さい。
御入金を確認し次第、CDを発送いたします。
また、桜井郁雄のサインのご希望があればその旨お書き添えください。
(おそらく一週間ぐらいでお届けできるはずです)
価格は1枚の場合、
¥2800(税込)+¥350(送料)=¥3150
2枚の場合でも、送料は同じです。
《郵便振替口座》
口座番号 00100-5-78761
加入者名 桜井郁雄
なお振替手数料は桜井が負担します。
よろしくお願いいたします。
<ライナーノーツより>
このアルバムを聴いて、私は長い間桜井郁雄の一面しか見てこなかったうかつさに気付いた。一面とはいうまでもなくベーシストとしての彼である。
彼の紡ぎ出すベースラインの、その重厚さと精緻なコードワークがどれほど多くのピアニストを助けているかは改めて言う必要もあるまい。むろん私もそのひとりだ。
つまり、ベーシストとして優れていればいるほど、音楽の基部造りの専門家として注目が集まることになり、他の才能が見落されてしまうのは仕方がないことだ。
しかし、上部すなわち旋律を知り尽くしていなければ低部を造ることはできないし、べースラインも低部での旋律として機能すべきであることを考えあわせれば、優れたベーシストが同時に優れたメロディー・メーカーであることに何の不思議もない。
その推論の正しさは、ここに収められた十一曲で充分証明されるはずだ。
桜井郁雄はまた、生粋のジャズ・ベーシストすなわちフォービートのスペシャリストとして高く評価されている。だが彼はそこに安住することなく積極的に領域を広げてゆく。
初リーダーアルバムをきわめてラテン色の濃いものに仕上げた点、そしてことによるとこっちが本性かと思わせるほどのグルーヴを展開している点。桜井郁雄はスべイン語、ポルトガル語圏音楽をも制覇したかのようである。
さて、このアルバムの楽器編成がベース音の色彩を最大限に生かすために最適であるということを見逃すわけにはいくまい。サキソフォンでなくフルート、ドラムスでなくパーカッション。
ウッドベースの自然な状態を完壁に録音するのは最も雑しいことのひとつだという。
それはサキソフォンの低音域やドラムスのキック(ベースドラム)が弦音のニュアンススのもととなる低音域を覆い隠してしまうからである。このアルバムでは、それらの音を避けることによって電気的な加工を最小限にした深みのある桜井郁雄サウンドを余すことなく聴くことができる。
この編成を選択した時点でアルバムの成功は半ば以上約束されていたといえよう。(佐藤允彦)